CASE04 電子カルテ導入事例

くまちゃん動物病院 様

くまちゃん動物病院様は他社システムを使用されていましたが、 運営に協力されている動物夜間急患センター新潟様で 熊倉院長がアニレセクラウドを使用されたことがきっかけで アニレセクラウドにシステム切り替えをされました。 電子カルテサービスのほか、血液検査機器連携サービス本院分院連携サービスも導入されています。

熊倉院長

導入経緯

動物夜間急患センター新潟でアニレセクラウドを使用した際、使い勝手が良かったため、問い合わせました。 機能が充実しているだけでなく、クラウドシステムとしての実績もあり、サポート体制も整っていると感じ、 導入を決意しました。台数制限なく使え、オプションで本院分院間のデータ共有もできるので院内の情報共有がとても楽になり助かっています。

アニレセクラウドの運用状況

受付

本院分院連携サービスにより病院間で情報が共有されているので、飼主様が本院と分院のどちらに来院されても、今までのように電話やFAXでカルテ内容を確認しあう手間が省け、便利になりました。
また、バージョンアップにより電子カルテからも「受付」が出来るようになり、さらに使い勝手が高まりました。

検査

血液検査は連携オプションを導入し、結果を電子カルテに直接取り込んでいます。連携オプションの無いレントゲン・超音波・CT画像等はアニレセクラウド(PC)の画像管理画面に手動で取り込んでいますが、アニレセクラウド(PC)に取り込んだ画像は、電子カルテ(iPad)にも共有され、確認できるのでとても便利です。

トリミングでも電子カルテを活用

トリミングでも電子カルテを有効活用しています。
トリミングの写真を撮影して記録しておくことで、それらの写真を参考にして「前回と同じ」や「前回よりも少し短めに」などの飼主さまの要望に確実に応えることができて、顧客満足度にもつながっています。
【病院見取図(1階)】 ※トリミング室は2階

[病院構造]2階、診察室4部屋
[システム構成] パソコン:7台、iPad:11台
[設置場所] 受付、診察室、処置室、トリミング室

電子カルテを検討している方へ

他社システムからの切り換えは大変でしたが、それ以上のメリットがあると感じています。特に、私たちの病院はショッピングモール内に分院があり、本院と同じ患者さんが共通して通院しているため、どちらに来院されても情報共有ができるので大変助かっています。
電子カルテの操作はタッチ式のため簡単で分かりやすく、写真もその場で撮ってすぐに記録でき、画面も見やすく視覚的にも優れていると感じています。
さらに、何台も同時に使用できるので業務効率が改善し、病院スタッフの負担も軽減しています。クラウドでのデータ管理ですので、就業後にバックアップを取る必要がないことも便利ですし、インターネットにつながる環境であれば、どこでも使用できることは魅力です。
くまちゃん動物病院
新潟県新潟市江南区亀田四ツ興野 4-5-5

くまちゃん動物病院 イオン分院
新潟県新潟市江南区下早通柳田 1丁目1-1
イオン新潟南SC1F ペットシティ内

■スタッフ構成:獣医師6名、看護師9名、受付6名、トリマー5名、事務1名、
        掃除スタッフ1名、マネージャー1名

CASE03 電子カルテ導入事例

川西池田いぬとねこの病院 様

時代は電子カルテへ、将来を見据え導入を決意!

2018年2月ご開業の病院様ですが、ご開業に伴い電子カルテを始める なら今しかない!と決意され導入いただきました。将来も見据え 規模拡大した時に情報共有できるクラウドの強みに魅力を感 じていただけました。今回は実際に当病院様での運用方法をお 聞きしました!

撮影した写真をそのままカルテに貼り付け!

皮膚を専門に診る私は写真取り込み機能を重宝しています。写真を撮影 ⇒そのままカルテに保存が可能に!この機能はとても助かっています。 以前はデジカメで撮影⇒その後該当の患者データをいちいち探す手間が ありましたが、電子カルテならカルテにそのまま添付することができる ため、探す手間はありません。飼い主さんにも前回と今回の比較をすぐ 写真でみせることができるのでとても便利です!

山本 孟院長

入院カルテを活用!

一番お気に入りの機能は入院カルテです。入院管理はほ ぼ完全に電子化を実現しました!入院中は色々なことが 発生しますが、カテゴリー別に項目の記入ができるため、 カルテの見栄えがきれいになります。特に尿便嘔吐や食 事の入力項目がそれぞれ時系列で入力ができるため、パ ッと見ていつ何が起こったかわかるようになっています。
看護師達も電子カルテを使用するのは初めてで戸惑いも ありましたが、入力に慣れるために入院カルテで操作の 練習をし、徐々に慣れていきました。入院のカルテ入力 は時間を取ってできるため、紙に一時的にメモ書きする ことなく運用できています。

紙と違ってここが便利

患者検索機能が便利です。電話で問い合わせが入った時 に電子カルテで患者検索すればすぐに該当の患者を出せ ますし、診療記録も確認することができます。電話でお 待たせする時間が短縮されるため顧客満足にもつながっ ていると感じています。また、入力フォーマットが決ま っているため順を追って入力すれば入力漏れも防げます し、スタッフ数が多い病院であれば統一感を持ってカル テ管理ができると思います。字の読み間違え等もなくな るので、獣医師・看護師のお互いの業務効率向上を実現 できました。

これから電子カルテを検討している方へ

電子カルテを導入するか迷われている方もいらっしゃると思いますが、私は導入して良かったと感じています。 紙カルテでできなかったことが電子カルテでは可能になりますし、業務効率化もできました。紙から電子にな ることで運用が変わるので最初は抵抗があるかと思いますが、慣れてしまえば問題はありません。私も導入を 決めてからどのように運用しようか迷いました。もちろん紙カルテだと診察中に走り書きでカルテが書ける一 方、電子カルテだとうまくできない部分があります。ですが、少しの工夫で電子カルテ化は実現できます。導 入するのであれば早いうちをお薦めします!

病院情報

川西池田いぬとねこの病院

兵庫県川西市栄根 1-7-13 トサキビル1階

スタッフ構成:獣医師1名(院長)、看護師2名

病院構造:1階

診察室:2部屋

システム構成:パソコン1台(受付)、iPad2台(院長用、スタッフ用)

CASE02 電子カルテ導入事例

いいだ動物病院 様

いいだ動物病院様はanicom receptor7を利用されていましたが、現在は使用システムをアニレセクラウドへ切り替え、電子カルテサービスも導入されています。

電子カルテの導入経緯、導入までの準備や現在の運用状況などを伺いました。

導入の経緯と準備

これからの医療業界には電子カルテが必須になると感じたため、導入を決意しました。電子カルテを導入するまでは、レントゲンやエコー画像を電子媒体で扱っている一方、カルテだけは紙で管理している状態でした。電子と紙が混在している状態に加え、カルテに多くの情報を残したいと思っても、情報量が多すぎるため紙媒体での管理に限界を感じ始めていました。カルテの保管場所に困り始めていたことも電子カルテを導入しようと思った理由の一つです。
もともと紙カルテで運用していたため、電子カルテ運用に切り替える準備として、紙カルテに記載されている必要情報のみ(予防情報、既往歴、薬の副作用)を電子カルテに入力する作業を行いました。
入力は主に空き時間に看護師へお願いしました。入力完了まで約8か月程かかりましたが、電子カルテを導入する!と病院の方針で決定した以上、院内の皆で協力し、入力していきました。
紙カルテの情報を電子カルテに入力することで、電子カルテの操作にも慣れていったと思います。

飯田 主税院長

アニレセクラウドのメリット

anicom receptor7からアニレセクラウドに切り替えてから患者写真など、写真をたくさん登録できるようになりました。

以前は写真を登録すればするほど容量が重くなってしまっていたため、助かっています。

クラウドだから、
写真データをたくさん保存しても
動作が重くなりません!

現在の電子カルテ運用状況

基本的には診察時にカルテ入力を行っています。手術時の患者の様子など、飼い主様が同席できない場面も電子カルテに写真を残しておくことができるため、不測の事態が発生した場合でもきちんと飼い主様に説明できるので助かっています。

電子カルテに入力した診察内容を利用してアニレセクラウドで明細作成を行えるため、会計業務がスムーズになりました。

今までは院長が明細を作成していましたが、明細取込機能により看護師も明細を作成できるようになり、院長がカルテに入力⇒明細作成時に看護師が内容をWチェック、という診療や処置内容を確認できる体制が作られ、請求漏れを減少させることができました。

その場で撮影、その場で保存。飼い主様へのより正確な説明が可能に!

電子カルテを検討している方へ

新規開業病院では電子カルテは絶対に導入すべきです。今後の獣医業界で必須になっていくものですし、紙カルテがない状況からスタートした方が導入時のストレスが少なくてすみます。
既存の病院では電子カルテを導入すると決意したら、紙カルテを中途半端に使用しない方が良いと思います。最初の時期はどうしても紙カルテと電子カルテを併用して使用してしまいますが、それを続けているといつまでたっても運用が定着しません。導入を決めたら「紙カルテは使用しない!」と院内で決意し使用すると良いのではないでしょうか。当院では導入を決意してからは、紙カルテを思い切って処分し、院内の皆で電子カルテの運用の定着に向けて取り組んでいきました。

病院情報

いいだ動物病院
大分県日田市田島3-84-3

・従業員数
獣医師1名(院長)、看護師3名、トリマー1名

・システム構成
PC 3台、iPad 3台(受付、診察室、自宅に1台ずつ設置)

院内見取り図

CASE01 電子カルテ導入事例

DOG TOWN AZUSAWA CLINIC 様

DOG TOWN AZUSAWA CLINIC様は新規に病院を開業される際に、顧客管理システムと同時に電子カルテを導入することを決意し、現在は電子カルテの運用を行っております。

現在電子カルテをどのように運用されているか、お話を伺いました。

より飼い主様の信頼に繋がる診察が可能に

以前の病院では紙カルテ運用を採用していました。新しいカルテがどんどん上に重ねられていく状態だったため、過去のカルテ情報を見落とすことがありましたが、電子カルテでは過去のカルテを簡単に確認することができるので、見落としがなくなったと感じています。

クラウドを利用しているため、院内だけでなく自宅からもカルテ確認ができ、飼い主様から夜間に連絡があった際もカルテを確認しながら適切に相談を受けることができます。

電子カルテによって飼い主様から、より信頼を得られる対応ができるようになったと感じています。

吉田一万院長

スクロールで過去カルテを簡単に確認!

飼い主様から急な連絡が来た場合も自宅でカルテ確認が可能!

クラウドを生かして業務効率化を実現!

電子カルテを導入したことで、スタッフそれぞれが違う場所にいても同時に情報共有ができるようになり、スムーズに業務を行えるようになりました。今まではカルテを診療終了まで手元に置いておきたかったので、診療後に調剤指示を出していましたが、電子カルテの使用により診察室にいながら調剤指示を出せるようになりました。診療中に調剤が行えるようになり、飼い主様をお待たせすることがなくなりました。

リアルタイムでカルテ情報を共有できるため、診察中に調剤準備を行うことが可能に!

iPadを活用してカルテ管理

電子カルテを導入してから、調剤時間や明細作成時間を短縮することができました。複数名で同じ情報を共有できることが電子カルテの強みです。スタッフが多い病院の方は特に便利に感じるのではないでしょうか。

その他、細かい点ですが、飼い主様に説明する際に書いたメモなどをiPadで撮影しカルテへ保存しているため、次に来院された際に前回の診療内容をより正確に把握できるようになったとも感じています。

また、外部委託している検査の結果データをiPadで確認し、そのまま同じiPad上で電子カルテを立ち上げ結果の入力を行っています。この運用方法ですと、1台のiPadで「結果確認⇒カルテ入力」の一連の作業を完結させられるので気に入っています。

病院情報

DOG TOWN AZUSAWA CLINIC
東京都板橋区小豆沢2-35-8

・従業員数
獣医師2名(院長・非常勤)、看護師2名

・システム構成
PC 1台(受付)、iPad 2台(診察室、処置室)

関東最大級530㎡(160坪)のわんちゃん専用総合施設に併設されています。

院内見取り図